株式会社 知多ピッグ
たゆまぬ研究を重ね、必ず今より良いものを作る
豊かな緑と温暖な気候に恵まれた地、知多半島。空港へのアクセスも良く、名古屋市内からもほど近いこの場所で、私たちは創業以来、地域に根ざした養豚業に真摯に取り組んでいます。
めざすのは、より良い豚肉の安定生産。健康で美味しい豚肉を安定的に食卓へ届けるため、あくなき向上心のもと、環境に配慮した飼養法「エコフィード」をはじめとした革新的な取り組みを数多く取り入れてきました。
養豚にかかわる様々な取り組みを通して、たくさんの幸せを地域社会に還元すること。それにより持続可能な食の未来に貢献することが、私たちの使命であると考えています。
循環型社会に貢献する取り組み「エコフィード」
私たちは持続可能な循環型社会の実現を目指し、食品残渣を再利用した飼料「エコフィード」をいち早く導入しています。余剰食品の活用により、飼料自給率が向上するだけでなく、残渣を燃やさず再利用するためCO2の削減にもつながります。また、仕入れ状況や時期によって原料の内容が変わるのもエコフィードの特徴。その時々に応じた味わいの変化を通して、雑食の豚に少しでも食事を楽しんでもらいたいという想いも、この取り組みを支えています。
豚の健康と成長をささえるこだわりの飼料
私たちの農場では、エコフィードと配合飼料を独自にブレンドし、液状にして給餌するリキッドフィーディングを採用しています。飼料を液状にすることで消化吸収がよくなり、豚の健康維持や成長促進にも効果があるだけでなく、水分含有率の高い原料も活用できるため、食品残渣のリサイクル率が高く環境にもやさしい給餌ができます。また、餌には植物性の原料のみを使用し、動物性の飼料は一切与えません。これにより肉に臭みがなく、優しい味わいになるのです。
誰もが活躍できる、安全で効率化された農場
知多ピッグでは、農場を三箇所に分散することで有事のリスク分散を図っているほか、豚の免疫安定化のため、豚舎の洗浄・消毒や防疫対策を徹底して行なっています。また、機械化が整った場内では重労働を抑えて作業ができるため。女性や未経験の方でも安心して働くことができます。平均年齢が若く、女性比率が高いのも当農場の特徴。若い力が一丸となって協力しあいながら、たいせつな豚たちに日々、惜しみない愛情を注いでいます。
かむほどに旨みがあふれる、上質な味わいの豚肉
丹精込めて育て上げた私たちの豚は、さっぱりした味わいと脂肪のやさしい甘みが特徴。栄養価も非常に高く、抗酸化作用にすぐれたビタミンEを豊富に含むうえ、植物性飼料のみで育つので臭みがなく、やわらかな食感が魅力です。また、食の安心・安全の追求もわたしたちの大切な取り組みのひとつ。すべての豚は、特定の病気に罹患していない「SPF豚」で抗生物質などの投与がほぼないため、薬剤残留を気にせずに安心して召し上がっていただけます。
株式会社知多ピッグ 会社沿革
昭和45年 | 常滑市で母豚10頭で養豚をはじめる |
平成14年 | 母豚300頭に規模拡大 |
平成18年 | 株式会社知多ピッグに社名変更 |
平成21年 | 母豚550頭の一貫農場に規模拡大 |
平成22年 | リキッド・フィーディング施設導入 |
平成23年 | エコフィード施設導入 |
平成28年 | 前山繁殖農場母豚750頭新設し、1,300頭規模に |
平成29年 | 美浜肥育農場新設(6,000頭) |